退職後の業務委託の仕事

会社から、業務委託への雇用変更を言われた方の中には、「本当は、会社に勤め続けたかったけれど、どうしようもなかった」という方もいると思います。
中には、強引に業務委託へと変更させられた方もいるでしょう。
「でも、業務委託契約を結んでくれたから、仕事はなんとか得られるだろう」と安心している方もいるのではないでしょうか。

退職後に業務委託に雇用形態が変わった際に起こるリスクのひとつ、仕事についてご紹介しましょう。
今まで勤めていた会社と、業務委託を結ぶことになった方の場合には、「今まで勤めてきた会社だし、ちゃんと契約も結んだから、仕事は得ることが出来るだろう」と思っている方もいると思います。
しかし、業務委託を結んだからと言って、必ずしも仕事が入ってくるとは限りません。
仕事が入ってきても、生活を維持出来る仕事量が入ってくるとも限らないでしょう。
業務委託という雇用形態への変更の話をされた方の多くは、「仕事があれば、問題ないだろう」と思った方が多いと思います。
しかし、業務委託というのはあくまでも仕事があって、仕事依頼をするという内容となっていますから、安定収入になるという保証はありません。

正社員から業務委託になった場合には、極端に言えば解雇という扱いの場合もあります。
「解雇であれば、何らかの請求が出来るのでは?」と思われる方もいると思いますが、既に業務委託契約を結んでしまっている場合には、既に会社側の義務はありませんから、何も対応してもらうことは出来ないでしょう。
会社によっては、経営が厳しい場合もあり、人員削減を行いたいと考えているところもあります。
解雇出来ないことが分かれば、会社側はこういった業務委託契約といった方法を持ちかけてくることもありますので、しっかりと判断していきましょう。

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